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そろばんは何歳から?IQ145の娘が年中で始めた理由と5つの目安

そろばんなんさいから始めたらいいか
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「そろばんは何歳から始められる?」
「年中ではまだ早い?小学生からでは遅い?」

子どもにそろばんを習わせたいと思っても、始める年齢に迷いますよね。

わが家の長女は、年中の4歳8か月からそろばん教室に通い始めました。入会前から家庭知育に取り組んでいたこともあり、初めてそろばんに触れた日からスムーズに進めることができました。

一方、真ん中の子は年中の時点で100までの数を理解し、頭の中では計算できていたものの、そろばんを使った計算は合いませんでした。

同じ家庭で育ったきょうだいでも、これだけ違います。

この経験から私が感じたのは、そろばんの始めどきは年齢だけでは決められないということです。

幼児から検討するなら、年長頃が一つの目安になると感じています。ただし、年中でも数字への理解があり、座って取り組めて、本人が楽しめるなら始めることは可能です。反対に、計算ができていても、そろばんの仕組みが合わない子もいます。

この記事では、長女が年中から始めたときの様子と、真ん中の子との違いをもとに、そろばんを始める前に確認したいポイントを紹介します。

※この記事は、わが家の子どもたちを見てきた親としての実体験を中心にまとめています。教室によって受け入れ年齢や授業内容は異なるため、入会前に各教室へご確認ください。

結論|そろばんは何歳から?わが家では年長頃が一つの目安

そろばんと問題、幼児期

そろばんを始められる年齢は、子どもによって異なります。

わが家では長女が年中の4歳8か月から無理なく始められました。しかし、すべての子に「年中からがおすすめ」とは言えません。

私が実際に子どもたちを見ていて、始めどきを考える目安になると感じたのは次の5つです。

  • 1から10程度の数字を読める
  • 数字を書くことに強い抵抗がない
  • 5や10を「まとまり」として捉えられる
  • 先生の説明を聞き、一定時間座って取り組める
  • 実際にそろばんを触って、本人が楽しめる

全部を完璧にできる必要はありません。特に大切なのは、最後の「本人が楽しめるか」です。

数字が得意でも、珠を動かして計算する方法が合わない子はいます。年齢や計算力だけで入会を決めず、まず体験して反応を見るのが一番分かりやすいと思います。

年中4歳8か月からそろばんを始めた理由

そろばん幼児期 検定

私は以前から、子どもには計算を速くできるようになってほしいと思っていました。

私自身も子どもの頃にそろばんを習っており、計算が速かったことが、数学への得意意識につながったと感じていたからです。

また、幼少期の数学力とその後の学力や社会経済的状況との関連を調べた研究があることも知り、数字に親しむ経験は将来の学びの土台になるのではないかと興味を持っていました。

6つの縦断研究を分析した研究では、学校入学時の数学・読み・注意力がその後の学業成績を予測し、なかでも初期の数学力が強い予測因子だったと報告されています。ただし、これは「幼児期に先取り学習をすれば、必ず成績が上がる」と証明したものではありません。(Duncan et al., 2007)

さらに、イギリスの大規模な追跡研究では、7歳時点の数学力と読解力が、42歳時点の職業・住居・収入から構成された社会経済的状況と関連していました。出生時の家庭環境や知能などを考慮した後にも関連が確認されています。こちらも「計算が速ければ将来の収入が上がる」という因果関係を示した研究ではありませんが、幼少期の数学力とその後の人生に長期的な関連が見られた点を、私は面白いと感じました。(Ritchie & Bates, 2013)

そのため、長女が幼い頃からそろばんを習わせることを考えていました。

ただ、当時近くにあった教室は、年長から受け入れるところがほとんどでした。そんなとき、近所の教室が「年中の受け入れを始めます」と案内を出したのです。

「ちょうど今なら始められるかもしれない」そう思ったことが、4歳8か月で体験に行ったきっかけでした。

そろばんを始める前、長女ができていたこと

子どもが勉強している姿

長女は年少までに、10までの数字同士を使った足し算・引き算ができ、足し算は答えが20までの問題に取り組めていました。

のんママ
のんママ

家庭知育を続けていたため、ひらがなや数字を書くこともでき、机に向かって1時間ほど勉強する習慣もありました。

ただし、私は「足し算ができたから、そろばんもできるはず」と考えていたわけではありません。

そろばんでは、頭の中だけで答えを出すのではなく、先生の説明を聞き、数字を書き、珠の位置を理解して、指を動かします。計算力とは別の力も必要になります。

実際に向いているかどうかは、体験してみなければ分かりませんでした。

初めての体験教室|先生も驚くほどスムーズに進んだ

体験初日、最初に渡されたのは、数字をたどったり線を書いたりするプリントでした。

長女はそれをスラスラと終わらせました。その後、初めてそろばんを渡されると、先生の説明を聞きながら珠を動かし、こちらもスムーズに進めてしまいました。

先生も驚いて、たくさん褒めてくれました。

のんママ
のんママ

長女は褒められたことがとてもうれしかったようで、「やりたい」という気持ちになり、その場で入会を決めました。

40分間座って取り組むことも、本人は苦にしていませんでした。

家庭で知育を続けてきた時間が、知識だけでなく「座って学ぶことを負担に感じない姿」につながっているように見え、私もうれしかったことを覚えています。

計算ができても、そろばんに向いているとは限らない

長女の経験だけなら、私は「年中からでも大丈夫」と考えていたかもしれません。

しかし、真ん中の子はまったく違いました。

真ん中の子も、年中の頃には100までの数を理解していました。頭の中で計算することもできていたため、数字が分からなかったわけではありません。

それでも、そろばんを使って計算する方法は合いませんでした。

頭の中では答えを出せても、珠を使って数を表し、決められた方法で動かすことにはなじめなかったのです。そのため、無理に習わせることはしませんでした。

この経験から、私は次のように考えるようになりました。

計算ができることと、そろばんに向いていることは同じではない。

向いていない子に「計算ができるのだから、そろばんもできるはず」と無理に続けさせると、数字や計算そのものまで嫌いになってしまう可能性があります。

始める年齢を急ぐことより、その子に合っているかを慎重に見る方が大切だと思います。

研究でも、そろばんの習得には個人差が示されている

5〜7歳の子ども204人を3年間追跡したランダム化比較試験では、暗算そろばんを学んだ子どもたちは、通常の数学学習をした子どもたちより計算課題で高い成績を示しました。

一方で、一般的な認知能力そのものが高まったとは確認されず、始める前の空間性ワーキングメモリの違いが、暗算そろばんの習得に関係していました。つまり、同じ指導を受けても、すべての子が同じように習得するわけではないことが示されています。(Barner et al., 2016)

また、アメリカの小学1・2年生を対象にした1年間の教室実験では、1年生はそろばん上の数を読み取ることに苦戦し、複数桁のそろばんを正確に読み取れるようになった子は21%でした。2年生の方が習得しやすく、研究者は、位取りの理解が不足していることが習得を難しくした可能性を指摘しています。(Barner et al., A One-Year Classroom-Randomized Trial)

海外の暗算そろばん教育を調べた研究なので、日本のそろばん教室や幼児にそのまま当てはめることはできません。それでも、早く始めれば誰でも同じように身につくわけではなく、子どもの発達や得意な学び方が関係するという点は、わが家の経験とも重なります。

年少・年中・年長・小学生|始めどきの考え方

年少から始める場合

年少でも、教室が受け入れていて、本人が数字やそろばんに興味を持っていれば体験することはできます。

ただし、数字を読む・書くことに加えて、先生の説明を聞くことや、一定時間座ることにも負担がないかを見ておきたいところです。

まだ難しそうなら、急いで入会する必要はないと思います。数遊びをしながら、本人が興味を持つ時期を待つのも一つの方法です。

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年中から始める場合

長女が始めたのは、年中の4歳8か月でした。

数字を書ける、簡単な足し引きができる、机に座る習慣があるという準備ができていたため、最初の授業から無理なく参加できました。

ただし、同じ年中でも発達や興味には大きな差があります。「年中だからできる」と判断するのではなく、体験授業で先生の説明を理解できるか、珠を動かすことを楽しめるかを確認するのがおすすめです。

年長から始める場合

わが家の子どもたちを見ていると、年長頃になると、5を一つのまとまりとして捉える力が自然と育ってくるように感じました。

一般的なそろばんは、上の珠が5、下の珠が1を表します。そのため、「5のまとまり」を理解できることは、そろばんの仕組みを受け入れる助けになります。

幼児期からそろばんを検討するなら、年長頃を一つの目安にしながら、実際の理解度や本人の反応を見るとよいと思います。

小学生から始める場合

小学生からでも、遅いとは限りません。

年齢が上がることで、位取りや数のまとまりを理解しやすくなり、幼児よりスムーズにそろばんの仕組みをつかめる可能性もあります。

早く始めることだけを目標にするのではなく、本人が理解して楽しく続けられる時期を選ぶことが大切です。

幼児がそろばんを始める前に確認したい5つのこと

年中で解いていたそろばんの問題

1.数字を読めるか

まずは、教材に出てくる数字を見て理解できることが必要です。

最初から大きな数を完璧に読める必要はありませんが、1から10程度の数字に親しんでいると取り組みやすくなります。

2.数字を書くことに強い負担がないか

教室では、そろばんで出した答えをプリントに書くことがあります。

長女の体験でも、最初に数字をなぞったり線を書いたりする課題がありました。上手に書けることより、鉛筆を持つことを極端に嫌がらないかを見ておくとよいと思います。

3.5や10をまとまりとして捉えられるか

そろばんでは、1を一つずつ数えるだけでなく、5や10のまとまりを使います。

おはじきや積み木などを使い、「5個で一つのまとまり」と理解できるか試してみると、現在の数への理解を確認しやすくなります。

4.先生の話を聞いて座って取り組めるか

幼児の場合、計算力だけでなく、授業時間を大きな負担なく過ごせるかも重要です。

長女は家庭学習の習慣があったため、40分座って取り組むことを苦にしていませんでした。一方で、長時間座ることがつらい子なら、短時間の体験から様子を見てもよいと思います。

5.本人がそろばんを楽しめるか

これが一番大切です。

数字が得意でも、そろばんの珠を動かす方法が合わない子はいます。反対に、珠を動かすことがゲームのようで楽しいと感じる子もいます。

体験後に「またやりたい」と言うか、家に帰ってからもそろばんの話をするかなど、本人の反応を見て判断したいところです。

教室が合わない場合は、自宅学習という選択肢もある

そろばんを始めてみたいと思っても、近くの教室が幼児を受け入れていなかったり、決められた時間に通うことが難しかったりする家庭もあります。

また、先生の前では緊張するけれど、自宅なら落ち着いて取り組める子もいます。

その場合は、教室だけに絞らず、そろばん式の暗算を自宅で学べる教材を試して、子どもの反応を見る方法もあります。

「そろタッチ」は、タブレットを使って、そろばんの仕組みを応用した暗算を学ぶ教材です。実物のそろばん教室とは学び方が異なりますが、ゲーム感覚の教材が好きな子や、送迎なしで取り組みたい家庭には選択肢の一つになります。

いきなり長期間続けると決めるのではなく、教室でも自宅教材でも、まずは子どもが楽しめるかを確認することが大切です。

そろばんを始める年齢についてよくある疑問

Q
4歳からそろばんを始めるのは早い?
A

4歳でも、数字を読んだり書いたりでき、先生の説明を聞いて取り組める子なら始められる場合があります。

長女は4歳8か月から始めましたが、家庭学習の習慣があり、簡単な足し算・引き算もできていました。同じ4歳でも発達や興味は異なるため、年齢だけで決めず体験で確認するのがおすすめです。

Q
足し算ができれば、そろばんもできる?
A

必ずしもできるとは限りません。

真ん中の子は100までの数を理解し、頭の中で計算できましたが、そろばんを使う方法にはなじめませんでした。計算力だけでなく、珠を使う方法が本人に合うかを見る必要があります。

Q
数字をきれいに書けなくても始められる?
A

最初からきれいに書ける必要はないと思います。ただし、答えをプリントに書く教室もあるため、鉛筆を持つことや数字を書くことに強い負担がないかは確認しておきたいところです。

詳しい条件は教室によって異なるため、体験前に聞いてみてください。娘の教室では、数字を書くことから始めている子もいました。

Q
小学生から始めるのは遅い?
A

小学生からでも遅いとは限りません。位取りや数のまとまりを理解してから始めることで、そろばんの仕組みをつかみやすい子もいます。

早く始めることより、本人が理解して継続できる時期に始めることの方が大切です。

まとめ|年齢だけでなく、子どもの理解と相性を見て決めよう

長女は年中の4歳8か月からそろばんを始め、初回から40分間集中して取り組むことができました。

一方、真ん中の子は年中で100までの数を理解していても、そろばんを使った計算は合いませんでした。

この2人を見てきた私の結論は、そろばんは「何歳になったら全員が始められる」と年齢だけで決めるものではないということです。

幼児から検討する場合、わが家では年長頃が一つの目安だと感じました。ただし、年中でも次のような様子があれば、体験してみる価値はあります。

  • 数字を読んだり書いたりできる
  • 5や10のまとまりを理解し始めている
  • 先生の話を聞いて一定時間取り組める
  • 珠を動かすことを本人が楽しめる

反対に、計算ができていても、本人が嫌がるなら無理に始める必要はありません。

まずは体験を利用し、「できるか」だけでなく「またやりたいと思えるか」を見てあげることが、その子に合った始めどきを知る一番の方法だと思います。

そろばんを始めたあとに感じた負担や、学校の計算方法との違いについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。

▶ そろばんは意味ない?年中から通わせたわが家が感じた3つのデメリット

実際に続けて感じた変化や、習ってよかったことについてはこちらにまとめています。

▶ そろばんを習ってよかったこと|わが家で感じた5つの効果

✅この記事を書いた人
運営者
のんママ

・長女は田中ビネー知能検査でIQ145
・ 3人の子どもを育てながら、家庭知育を実践中
・長女の幼少期から、図鑑・知育玩具・家庭学習などを実践
・子どもの「知りたい」「やってみたい」を大切にした子育てをしています

このブログでは、IQ145だった長女の幼少期の様子や、我が家で実践してきた家庭知育・学習方法を、実体験をもとに紹介しています!

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