夏休みは、子どもと過ごす時間がいつもより長くなりますよね。一方で、暑くて外遊びが難しかったり、動画やゲームを見る時間が増えたりして、

せっかくの夏休み、何か楽しみながらできることはないかな?
と考えることもあるのではないでしょうか。
我が家でも、夏休みだからといって毎日勉強ばかりしているわけではありません。むしろ、子どもが夢中になって遊んでいる姿を見ていると、「今、自分でいろいろ考えているな」と感じる場面がたくさんありました。
この記事では、一般的に「考えること」や「試行錯誤すること」と関わりのある遊びを紹介しながら、実際に我が家で取り入れてきた遊びや体験についてまとめています。
「遊びだけで思考力が伸びる」と断定するのではなく、子どもが楽しみながら考えるきっかけの一つとして、参考にしていただければと思います。
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小学生の夏休み、遊びの中にも「考える」場面がある
夏休みになると、「勉強時間をどう確保しよう?」と考える親御さんも多いと思います。
もちろん、学校の宿題や家庭学習の時間も大切です。
でも、子どもが遊んでいる様子を見ていると、遊びの中にも「どうしよう?」「どうすればできる?」と考える場面が意外とたくさんあります。
たとえば、
- ゲームで次の手を考える
- パズルの形を試行錯誤する
- 工作したものが倒れて原因を考える
- 虫を見つけて図鑑で調べる
- 電車の乗り換えルートを考える
- 「もし○○だったら?」と想像する
こうした活動では、最初から答えを教えてもらうのではなく、自分で試してみたり、失敗したり、別の方法を考えたりすることがあります。
私は、こうした経験そのものが、子どもにとって「考えてみる」きっかけになるのではないかと感じています。
遊びの中で大切にしたい3つのこと
我が家で遊びを選ぶときに意識しているのは、次の3つです。
1.「どうしたらいい?」と考える場面がある
たとえばゲームなら、
「次はどこに置こう?」
工作なら、
「どうしたら倒れないかな?」
というように、自分で考える場面があります。
2.何度も試してみることができる
一度でうまくいかなくても、
「じゃあ、こっちはどうかな?」
と別の方法を試せる遊びもあります。
3.子ども自身が興味を持っている
これが、我が家では特に大切でした。
親が「知育になるから」と選んでも、子ども本人が興味を持たなければ長続きしません。
逆に、恐竜が好きなら恐竜、電車が好きなら電車というように、子どもの「好き」から遊びを広げると、自然と夢中になって取り組むことがあります。
ここからは、そんな我が家で実際に楽しんできた遊びを10個紹介します。
【室内・ゲーム】家の中で楽しめる遊び4選

暑い夏休みは、どうしても室内で過ごす時間が増えます。
そんなときに我が家で活躍したのが、ボードゲームやパズル、タブレットなどです。
1.ボードゲーム・対戦カードゲーム

ルールのあるボードゲームやカードゲームでは、
「次はどうしよう?」
「このカードは今使ったほうがいいかな?」
など、遊びながら考える場面があります。
ただし、ゲームによって考える内容はそれぞれ違いますし、必ずしも能力が伸びるという意味ではありません。
我が家では、子どもが好きなテーマのゲームを選ぶようにしています。
我が家では恐竜のカードゲームに夢中
我が家で子どもが特に気に入っているのが、恐竜をテーマにした「ジュラシック・ワールド バトルカードゲーム」です。
1つのセットで複数の遊び方ができるので、子どもたちはその日の気分に合わせて遊んでいます。
特に恐竜が好きな子にとっては、ルールを覚えること自体も楽しみの一つになっていました。
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カードゲームで我が家が感じたこと
対戦ゲームでは、相手がいるため、
「次は何をする?」
と考えながら遊ぶことがあります。
我が家では、子ども同士で遊んでいると、
「そのカードを使うの?」
「じゃあ私はこっちにする!」
など、ゲームをしながら会話する姿も見られました。
もちろん、ゲームによってルールも難易度も違います。
「カードゲームなら思考力が必ず伸びる」というより、我が家では、楽しみながら考えたり、相手とやり取りしたりする時間になっているという感覚です。
兄弟で遊ぶきっかけにも
3人きょうだいの我が家では、1人で遊ぶゲームだけでなく、みんなで遊べるものも重宝しています。
対戦ゲームなら、
「一緒にやろう」
と声をかけるきっかけにもなります。
もちろん兄弟げんかになることもあります(笑)。
それでも、ゲームを通してルールを確認したり、順番を待ったり、相手の手を見たりする時間は、家庭の中でのコミュニケーションの一つになっていると感じています。
2.立体パズル・ルービックキューブ

立体パズルやルービックキューブも、室内で取り組みやすい遊びの一つです。
平面のパズルとは違い、立体的な形を見ながら、
「こっちを動かしたらどうなる?」
と試していくことがあります。
マグネットブロックや積み木のように、自分で形を作るものもあれば、ルービックキューブのように決められた状態を目指して動かしていくものもあります。
子どもの年齢や興味に合わせて選べるところも魅力です。
我が家では「できるまで試す」姿が見られました
立体パズルをしているとき、最初から正解の形が分かっているわけではありません。
「こっちかな?」
と動かしてみて、
「あれ、違った」
となることもあります。
そこからもう一度やり直す。
この繰り返しを見ていると、私は「遊びながら試しているんだな」と感じます。
こうした経験が、子どもにとって試行錯誤する機会の一つになっているのかもしれません。
3.囲碁・将棋・オセロ

「考えるゲーム」と聞いて、囲碁や将棋、オセロを思い浮かべる方も多いと思います。
我が家では、まずオセロから始めました。
実際に、子どもたちは2歳ごろからオセロに触れています。
もちろん2歳のころは大人と同じように戦略を考えていたわけではありません。
石を置いたり、ひっくり返したりすること自体を楽しんでいました。
年齢が上がるにつれて、
「ここに置いたらどうなる?」
と考えながら遊ぶ姿も少しずつ見られるようになりました。
オセロで「先を考える」場面
オセロでは、
「ここに置いたら相手はどこに置けるかな?」
と考える場面があります。
我が家でも、子どもが少しずつルールを理解するようになると、置く場所を考える時間が増えていきました。
ただ、これも「オセロをすれば思考力が伸びる」と考えるのではなく、オセロという遊びの中に、先の展開を考える場面があると捉えています。
勝つことだけを目的にすると、子どもによっては負担になることもあります。
我が家では、まず一緒に楽しむことを大切にしています。
4.タブレットを活用したプログラミング・知育教材
夏休みは、動画やゲームなど、タブレットを使う時間が増える家庭もあると思います。
我が家でもタブレットを完全になくすのではなく、学習や遊びの一つとして活用しています。
特に、子どもが自分で操作しながら、
「どうしたらうまくいく?」
と考えられるタイプの教材は、ただ動画を見るのとは少し違った楽しみ方ができます。
我が家ではワンダーボックスを活用
「遊びながらいろいろなことに触れさせたい」と考えている家庭で候補の一つになるのが、通信教材の「ワンダーボックス」です。
ワンダーボックスは、STEAM領域をテーマにした教材で、アプリを使ったデジタル教材と、手を動かして取り組む体験型の教材があります。
我が家では、
- プログラミング
- 数理パズル
- アート・造形
- 手を動かす体験
などを、遊びに近い感覚で取り入れています。
「これをやったら必ず思考力が伸びる」というものではありませんが、子どもが自分で操作したり、試したりする時間を作りたいときには取り入れやすい教材だと感じています。
【工作・身近な発見】手と頭を使って楽しむ遊び3選
ここからは、特別な教材がなくてもできる遊びです。
我が家では、こうした「自由に試せる遊び」も大切にしてきました。
5.段ボールや廃材で「からくり装置・ピタゴラ遊び」

段ボール、トイレットペーパーの芯、お菓子の空き箱、ペットボトルのキャップなど。
家の中を探すと、工作に使えそうなものは意外とあります。
我が家では、こうした廃材をまとめて置いておくことがあります。
すると子どもが、
「これ使って何か作れないかな?」
と考えながら、自分で組み合わせ始めます。
うまくいかないことも楽しむ
工作は、最初から思い通りになるとは限りません。
テープで止めたものが倒れたり、ボールが途中で止まったり。
そんなときに、
「なんで止まったんだろう?」
「ここを変えてみよう」
と考えて、また作り直します。
私は、こうした**「作る→失敗する→変えてみる」**という過程を、子どもが試行錯誤する経験の一つとして見ています。
「何を作るか」は子どもに任せる
我が家では、
「今日はこれを作ろう」
と決めすぎず、材料だけ用意して自由に作らせることもあります。
大人から見ると「何を作っているの?」と思うようなものでも、子ども本人にはちゃんとイメージがあります。
「ここはトンネル!」
「ここから車が出てくるの!」
と説明してくれることもあります。
完成した作品だけを見るのではなく、作っている途中の会話を楽しむようにしています。
6.身近な疑問を図鑑で調べる「実体験×図鑑遊び」

我が家が長く続けているのが、身近な疑問を図鑑で調べることです。
たとえば夏になると、セミの抜け殻を見つけることがあります。
子どもから、
「なんで背中が割れてるの?」
「どうやって出てきたの?」
と質問されたら、一緒に図鑑を開きます。
「見つける」から「調べる」へ
実際に見たものについて調べると、子どもにとっても興味を持ちやすいようです。
抜け殻を見つけたあとに図鑑を見る。そして、「本当に背中から出てきてるんだ」と実物と図鑑を見比べる。
我が家では、こうした流れを大切にしています。
図鑑の知識を一方的に覚えさせるというより、「分からないことがあったら調べてみる」という経験を積み重ねてきました。
図鑑は「調べるための道具」に
我が家では、図鑑を最初から最後まで読ませることを目的にはしていません。
子どもが何かを見つけたとき、「これ何だろう?」となったら図鑑を開く。
そんな使い方をすることが多いです。
そのため、図鑑が子どもにとって「勉強する本」というより、「分からないことを調べる本」になっているように感じます。
7.100均グッズでおうち科学実験

夏休みは、普段より時間に余裕があるので、親子で実験をしてみるのも楽しいですよね。
我が家では、100円ショップで見つけた石けん作りキットを使って、親子で実験のように楽しんだことがあります。
作る前に、「どうなるかな?」と予想してみる。実際に作ってみる。そして完成したものを見て、「思っていたのと違ったね」「次は色を変えてみよう」と話す。
このように、結果を見ながら親子で話すことを我が家では楽しんでいます。
高価な教材を用意しなくても、身近なものを使って「やってみる」機会を作れるところも、おうち実験の良いところだと思います。
※実験をするときは、商品の説明や注意事項を確認し、安全面に配慮して大人が見守るようにしてください。
【お出かけ・体験】夏休みならではの遊び3選
夏休みは、普段より少し遠くへ出かけたり、いつもと違う体験をしたりする機会も作りやすい時期です。
ここでは、我が家で実際に楽しんだ体験を紹介します。
8.夏休み限定イベント・科学館・博物館などへ行く
夏休みには、科学館や博物館などで子ども向けのイベントが開催されることがあります。
我が家も、科学館のプラネタリウムやキッザニアなどに出かけました。
普段とは違う場所に行くと、子どもから、
「これは何?」
「どうして?」
と質問が出ることがあります。
我が家では、そうした疑問が出たときに、その場で一緒に考えたり、帰宅してから調べたりすることがあります。
体験後の「どうだった?」も大切に
イベントに参加して終わりではなく、
「何が一番面白かった?」
「またやってみたいことはある?」
と聞いてみることもあります。
子どもによって答えは全然違います。
同じ場所に行っても、長女は宇宙の話、次の子は職業体験、別の子は食べ物……というように、興味を持つところが違います。
だからこそ、我が家では「せっかく行ったから全部学ばせよう」とは考えず、子どもが興味を持ったものを一緒に掘り下げるようにしています。
9.「もしも○○だったら?」親子・兄弟でIFトーク
特別な道具がなくてもできるのが、「もしも○○だったら?」という会話遊びです。
たとえば、「もしも恐竜が今も生きていたら?」「もしも動物と話せたら?」「もしも一日だけ宇宙に行けたら?」
正解が決まっていないので、子どもによって答えが違います。
我が家では「地球温暖化」をテーマに話してみました
連日の暑さをきっかけに、「このまま暑くなり続けたらどうなると思う?」「私たちにできることは何かな?」と、子どもたちと話したことがあります。
すると、それぞれが自分なりの考えを話してくれました。
大人から見ると、「そんな方法はありなの?」と思うような意見もありました。一番下の子は「もう一回氷河期になるのがいいんじゃない?」なんて言ってました(笑)
でも、こうした自由な発想を聞けるのが、親子で話す時間の面白いところだと思います。
親がすぐに正解を教えるのではなく、「どうしてそう思ったの?」「ほかにはどんな方法があるかな?」と聞いてみる。それだけでも、会話がどんどん広がっていきます。
我が家では、こうした会話を「勉強」としてではなく、家族で楽しむ時間として取り入れています。
10.地下鉄の路線図探検&一日乗車券の旅
最後は、我が家でお気に入りの「路線図探検」です。
暑い夏でも、地下鉄なら比較的移動しやすいので、夏休みのお出かけ先として楽しんでいます。
先日も子ども3人と一緒に地下鉄の路線図をプリントアウトして、
「今日はどこに行ってみる?」
と家族会議をしてから出発しました。
子どもと一緒にルートを考える
たとえば、
「この駅で乗り換えたらどうかな?」「こっちのルートのほうが早そう!」
など、路線図を見ながら相談します。
大人が全部決めてしまうのではなく、「どこに行きたい?」「どうやって行く?」と子どもにも考えてもらいます。
もちろん、実際のお出かけでは安全面や時間などを考えて、大人が最終的に判断します。それでも、路線図を見ながら目的地を決めるだけでも、普段とは違う遊び方ができます。目的地に着いたら、公園で遊んだり、食事をしたり、気になった場所へ寄ったり。
その日の気分で予定を変えられるのも楽しいところです。
我が家が夏休みの遊びで大切にしていること
ここまで10個紹介しましたが、すべてを取り入れる必要はありません。
むしろ、我が家でも全部を毎日やっているわけではありません。
大切にしているのは、
「子どもが興味を持ったものから始める」
ことです。
恐竜が好きなら恐竜のカードゲーム。
虫が好きなら図鑑。
工作が好きなら廃材。
電車が好きなら路線図。
子どもによって「やってみたい」は違います。
だからこそ、親が「これは知育になるから」と決めるより、子どもの好きなものを入口にするほうが、我が家では取り入れやすいと感じています。
「考えさせる」より「一緒に考える」
もう一つ意識しているのが、親が子どもに無理に考えさせないことです。
たとえば、「どうして?」「考えて!」と何度も聞かれると、子どもによっては遊びが楽しくなくなってしまうこともあります。
我が家では、「どうなるかな?」「ママはこうなると思うけど、どう思う?」「一緒に調べてみようか」
くらいの軽い声かけをすることが多いです。
子どもが乗ってきたら一緒に考える。興味がなさそうなら、そこで終わり。
そんなくらいの距離感で取り組んでいます。
まとめ|夏休みは「考えるきっかけ」を遊びの中に
夏休みは、勉強だけでなく、普段よりゆっくり遊べる時間でもあります。
今回紹介した、
- ボードゲーム・カードゲーム
- 立体パズル・ルービックキューブ
- 囲碁・将棋・オセロ
- プログラミング・タブレット教材
- 段ボールや廃材を使った工作
- 実体験×図鑑遊び
- おうち科学実験
- 科学館・博物館などへのお出かけ
- 「もしも○○だったら?」IFトーク
- 路線図探検&一日乗車券の旅
どれも、特別な能力を身につけるために行う必要はありません。
子どもが、「どうしよう?」「どうなるかな?」「やってみたい!」と思ったときに、自分で試してみる。
うまくいかなかったら、もう一度やってみる。分からないことがあったら、一緒に調べてみる。
私は、こうした小さな経験の積み重ねが、子どもにとって「考えることって面白い」と感じるきっかけの一つになるのではないかと思っています。
そして何より、親子で一緒に遊んだり、話したり、発見したりする時間そのものが、夏休みの大切な思い出になります。「何をさせればいいんだろう?」と頑張りすぎなくても大丈夫。まずは、お子さんが今好きなことから一つ。
今年の夏休みは、そんな「好き」を入り口にして、一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。
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