
2歳の知育教材って、結局どれを選べばいいの?
そんな疑問を持って、この記事にたどり着いた方も多いのではないでしょうか。
この記事では、2歳の知育教材選びで失敗しないためのポイントと、わが家が実際に使ってよかった教材3つを、実体験から紹介します。
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2歳の知育教材ってどんなもの?
2歳前後って、言葉がぐんと増えたり、指先が器用になってきたり、いろんなことに興味を持ち始める時期ですよね。
この時期に合わせて作られた知育教材には、ひらがなや数、色・形の認識、思考力、語彙力なんかを楽しく育てることを目的としたものがたくさんあります。
早期の幼児教育については、ノーベル経済学賞を受賞したヘックマン教授の研究が有名です。
アメリカで行われた「ペリー就学前プロジェクト」では、低所得層の3〜4歳児を対象に、遊びや自主性を重んじる関わりを行ったグループを大人になるまで追跡調査したところ、雇用や収入、健康面などで長期的に良い影響が見られたと報告されています。ただ、この研究で行われていたのは机上のワーク学習というより遊びを中心とした関わりで、知能指数(IQ)への効果は就学後数年で薄れる一方、忍耐力ややる気といった「非認知能力」への効果が長く残ったとされています。
つまり、教材そのものより、それを通してどんな関わり方をするかのほうが大事なのかなと私は理解しています。
教材はあくまで「きっかけ」のひとつで、これをやれば必ず賢くなる、というものではなく、子どもの興味や発達のペースに合わせて選んであげることが大切だなと感じています。
2歳向け知育教材を選ぶときに私が意識しているポイント
わが家が教材を選ぶときに意識しているポイントは、こんな感じです。
- 1回の分量が少ないもの:2歳児の集中力は長く続かないので、1枚・1ページで完結する教材のほうが続けやすいです
- 紙質やページの開きやすさ:小さな子どもでも扱いやすい厚みや大きさかどうか
- 絵や写真がはっきりしているもの:文字だけじゃなく、目で見て楽しめるもの
- 親も一緒に取り組みやすいもの:声かけやクイズ形式など、遊び感覚で使えるもの
このあたりは、先ほど紹介したペリー就学前プロジェクトなどの研究とも重なる部分があるかなと思っています。「勉強させる」というより「遊びの延長で関わる」というスタンスのほうが、2歳児にはしっくりくる気がしています。
2歳向け知育教材はいつから始めるのがいい?
一般的には1歳半〜2歳ごろから、ひらがなカードや簡単なパズル、絵カードなどを取り入れ始めるご家庭が多いようです。ただ、これはあくまで目安で、個人差が大きい部分でもあります。
「2歳だからこの教材」と年齢だけで決めるのではなく、指差しや言葉のまねを楽しむようになったタイミングや、パズルや型はめに興味を示し始めたタイミングを見ながら、少しずつ取り入れていくのがいいのかなと私は思っています。
わが家の場合はどうだった?

3人の子育てをする中で、実際に使ってよかったなと感じている2〜3歳向けの教材が3つあります。
① 公文のひらがな・漢字カード
表面が絵つき、裏面が漢字やひらがなのみというシンプルな作りのカードです。わが家ではこんな順番で使っていました。
- 最初はフラッシュカードとしてテンポよく見せて、集中力をつける
- 慣れてきたら絵つきの面を使って「これは何でしょうクイズ」をして知識を増やす
- 同じクイズを裏面(文字のみ)でやることで、自然とひらがなが読めるようになっていきました

読めるようになってからは、5枚など子どもに合わせた枚数を選んで、「読む→裏返す→全部覚えていたらカードゲット」という記憶力ゲームとして遊んでいます。子どもたちが大きくなった今でも、形を変えながら使い続けている教材です。
② 七田式(みぎのう・ちえ など2〜3歳向け10冊セット)
七田式は、故・七田眞氏が生み出した右脳教育を取り入れた幼児教育法で、知識を詰め込むよりも「子どもの才能を引き出す」ことを目指し、右脳と左脳をバランスよく育てることを特徴としています。
実際にわが家で2歳ごろの子どもたちに七田式の教材を使ってみて、特に印象に残っているのが、子どもが思っていた以上にハマったことです。
七田式の教材は、1枚ごとに独立した問題になっていて、1枚あたりの問題数も多くありません。そのため、2歳児でもちょっとやってみようかな!と、取り組みやすい構成だと感じました。
なかでも「みぎのう」は、ただ絵を見て答えるだけではなく、同じ絵を探す問題や、数秒間見たものを覚えて次のページで答えるような問題などがありました。

実際に横で見ていると、2歳でこんなことまで覚えられるの?と思うような内容もあります!
絵を見比べるだけでなく、覚えておく、頭の中で整理する、似ているものを探す……と、1問の中でいくつものことを頭を使っているように感じました。
正直、親の私からすると「結構難しそう」と思う問題もあったのですが、子どもたちは難しさをあまり気にしていない様子。それどころか、「もっとやりたい!」と次々にページを進めていきました。
わが家では、気がつくと1日に10ページほど取り組む日もありました。「今日はここまで」と区切ろうとしても、まだやりたがる。この反応は私にとって意外でした。
幼児教材というと、親が「今日はこれをやろう」と声をかけて、子どもに取り組んでもらうイメージがあったのですが、七田式の教材は子どものほうから続きをやりたがる教材でした。
そして、1冊終わるころには「もう少しやらせてあげたい」と思うようになり、そこから「1冊では足りないな」と感じて、ちえ、めいろ、はさみなど、別の七田式教材も少しずつ増えていきました。
振り返ってみると、わが家で七田式の教材が続いた一番の理由は、教材の理論を親が気に入ったからというより、子ども自身が「もっとやりたい」と反応したことだったと思います。特に「みぎのう」は、記憶したり、見比べたり、考えたりする問題が次々に出てくるので、横で見ている私も「この1冊にこんなにいろいろ詰め込まれているんだ」と感じました。
もちろん、すべての子どもが同じように楽しめるとは限りません。
ただ、わが家の3人に関しては、3人ともかなり食いつきがよく、「もっとやりたい」と言うほどハマった教材でした。
「幼児向けだから簡単」というより、子どもが楽しみながら取り組んでいるうちに、自然と「考える・覚える・見比べる」といった作業を何度も繰り返せるところが、わが家では特に気に入ったポイントです。
③ 英語のおしゃべりカード
わが家では、小さいうちはまず正しい日本語をしっかり身につけることを優先したいと考えていました。母国語がきちんと育っていれば、英語は後からでも伸ばしていけるという考え方もありますよね。
実際、語学を効果的に学べる年齢のピークは5〜7歳ごろからだといわれていて、それより前の英語教育がかえって日本語習得の妨げになる可能性を指摘する調査結果もあるようです。
なので「英語を覚えさせよう」という意図は特になかったのですが、知識やものとして英語に触れておくのも大切かもしれないと思い、カードを差し込むと英語の音声が流れる機器を購入して、一緒に聞く時間をつくっていました。

「勉強」というより、ちょっとした遊びの延長という感覚です。
この考え方のきっかけは、私が入塾テストを受けたときに塾の先生から聞いた話でした。実際、灘中学校の入試科目には英語は含まれていませんし、灘中学校・灘高等学校の校長先生も、英語教育が「話せる英語」ばかりに偏りすぎることへの懸念や、語学力は後からでも十分身につくという考えを述べているそうです。
小学生になって英語を習い始めたとき、先生から発音の良さや知っている単語の多さを褒められたことがあり、耳で自然に覚えていた部分があったのかもなあ、と感じています。
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2歳で知育教材を使用してこんな変化がありました
これらの教材を取り入れてから、わが家の子どもたちは3歳までにひらがなの読み書きを一通りできるようになりました。
もちろん教材だけの効果とは言い切れなくて、日々の関わり方や環境も影響していると思いますが、教材が取り組みのきっかけになったのは間違いないかなと感じています。
▶2歳の時に知育で意識していたことなど、別の記事でも詳しく紹介しております。
教材を使ってよかったこと
- カードを使ったクイズ形式の遊びを通して、勉強という意識をあまり持たせずに文字に親しめた
- 1枚ずつ完結する教材だったので、2歳児でも達成感を感じやすかった
- 記憶力ゲームなど、成長に合わせて遊び方をアレンジしながら長く使えた
知育教材をはじめて感じたデメリット
正直に言うと、この記事で紹介した教材以外にもたくさん購入しました。でも、子どもがまったく楽しそうにしないものは、結局押し入れにしまうことになりました。
必ずしも子どもが喜んでやってくれるとは限らないんですよね。
子どもそれぞれ、楽しいと思う教材・やりたいと思う教材は違うので、「これは合わなかったな」という無駄な出費になってしまう覚悟も必要だなと、何度も痛感しています。
2歳の知育教材についてよくある疑問
- Q2歳から知育教材を始めれば、必ずひらがなが読めるようになりますか?
- A
一般的には、教材を通してひらがなに親しむきっかけになるといわれていますが、習得のスピードには個人差があります。わが家の場合は、カードを使ったクイズ形式の遊びを繰り返すことで、自然とひらがなに親しんでいきました。
- Qどの教材を選べばいいか迷います。
- A
一般的には、子どもの興味や発達段階に合わせて選ぶことが大切だといわれています。わが家では、1回の分量が少なく、絵とセットになっている教材から始めて、慣れてきたら文字だけの面にステップアップする方法が合っていました。
- Q英語の教材も取り入れたほうがいいですか?
- A
これは家庭の考え方による部分が大きいと思います。わが家では、まず日本語をしっかり育てることを優先しつつ、知識として英語に触れる時間を少しだけつくるという形を選びました。
まとめ|2歳の知育教材のおすすめ3つ
一般的には、2歳前後から子どもの興味に合わせて知育教材を取り入れ始めるご家庭が多いようです。
わが家では、公文のひらがな・漢字カード、七田式の2〜3歳向けセット、英語のおしゃべりカードの3つを実際に使って、それぞれ違った形で子どもの興味を育てることができました。
もちろん教材の効果には個人差があって、これをやれば必ず賢くなるというものではありませんが、わが家では取り入れてよかったなと感じています。これから教材選びをする方の参考になればうれしいです。


